スギちゃん(39)が、「セクハラだぜ~」。8日、都内で行われた「明治スポーツミルク100万人試飲キャンペーン」に、女子レスリング五輪3大会連続金メダルの吉田沙保里(30)とゲスト出演。女性司会者に言葉でセクハラ発言を連発した上、女子最強の吉田には何とキスや顔面すりすり攻撃などやりたい放題。賞味期限が微妙な「ワイルド」を返上し、エロおやじぶりを発揮した。

 イベントが始まり、スギチャンは、サンプリングのミルクを詰めたバッグを抱えて登場。「明治の工場から歩いてきたぜ」とうそぶくと、女性MCが「あれっ、車で(会場に)入った気がしましたけど」と突っ込んだ。

 これは絡める!

 とにらんだスギちゃんは、すかさずMCに攻撃を開始した。「MCさん!

 プロフィル写真で見たら、もっときれいだったぜ。(周囲に)気をつけろよ」。女性MCは笑顔を取り繕い、大人の対応を見せたが、スギちゃんが「写真詐称の人」と再び絡むと、さすがにいら立ちをあらわにした。

 懲りないスギちゃんは、吉田にセクハラ攻撃の矛先を向けた。アームレスリング対決では、「おびえてるね、吉田選手」と挑発。ジージャンを脱ぐとレスリングウエア姿となり、腕相撲の真っ向勝負に挑んだ。だが、吉田の腕がぴくりとも動かないと察するや、セクハラ攻撃を開始。吉田の手の甲をなめ、顔も近づけて、吉田をのけぞらせた。それでも、吉田の一本勝ち。卑怯なセクハラ攻撃を加えても歯が立たなかったスギちゃんだが、なぜ上から「強い!

 世界に通用しますよ」と偉そうに言い放った。

 一方、吉田は、スギちゃんへの怒りよりも気持ち悪さが先行したようで、「汗で何か(手が)べとべとしている。キスしてきて、口が当たった。顔も近いし、すりすりしてくるし」と不快感極まりない様子だった。カメラマンの求めに応じて、昨夏のロンドン五輪優勝後のシーンを再現し、スギちゃんに肩車されると、「格好の割にはたいしたことなかった。でも(次の世界選手権は)絶対優勝して、スギちゃんに(肩車)してもらいたいです」と、まんざらでもない様子だった。