女優菊池桃子(45)が2日、NHK「あさイチ」に生出演し、30年の芸能人生を振り返った。

 アイドル時代については「走りだしたら止まらない周りのスピードに追いつくのが大変でした。水の中にいてアップアップしているような」と話し、2年先輩の中森明菜、小泉今日子、松本伊代、シブがき隊ら82年組との距離感も明かした。

 「(82年組が)もう華やかすぎて、話ができませんでした。空気がそんな感じでした」

 菊池は88年には、ロックバンド、RAMU(ラ・ムー)の一員となり、シングル4枚、アルバム1枚をリリースしているが、この突然の路線変更についても「スタッフの方を信頼していたので」と迷いがなかったことを告白。同バンドは、菊池の事務所移籍に伴い89年に事実上解散しているが、司会の井ノ原快彦から「もう1度、RAMUやりましょうよ」と振られると、「やりますか!

 企画が通れば」と乗り気になった。

 子育ての様子も明かし、中学1年の長女に英単語appear(現れる)を教える時、「小島よしおさんも言っているでしょ」と伝え、「そんなの関係ねぇ」小島のギャグも織り交ぜることを紹介。井ノ原からの「まさか、パンツ一丁になったりしないですよね」との振りにも、「調子に乗ったらそんな時も(笑)」とノリノリで話していた。

 その他、大学の教壇に立っている現在の生活ぶり、女優として挑戦したいことなどについて話した。