つちやかおり(49)との協議離婚が成立した元シブがき隊の布川敏和(48)が23日、都内で会見を開いた。

 昨晩仕立て上がったというグレーのスーツ姿で登場した布川は「私、布川敏和とつちやかおりは協議離婚したことをご報告いたします」とあいさつ。「原因は、私が彼女に対する思いやりが欠けていき、夫としての器量がなくなったからだと思う。子供のためにと思っていたが、今回の話し合いの結果を子供たちに報告したところ、離婚を理解してくれて、決断しました」と話した。

 つちやとは先週から2、3度話し合いをした上で決めたといい、「今の心境を聞いたところ、変わっていないということだったので、このまま夫婦としてやっていくのは無理があるのかなと思った」と話した。

 離婚届は、23日午前中につちやが提出したという。長男と長女はこれまで通り布川と暮らし、中学生の次女は戸籍は残したまま、つちやと暮らしていく。養育費などは布川が支払っていくが、慰謝料は発生しないという。つちやには一般男性との不倫疑惑も報じられていたが、「離婚はそれ以前の問題。1年半前から夫婦間の愛情が薄れてしまっていた。原因を考えると、彼女に対する思いやりが知らず知らずのうちに薄まってしまっていた。彼女からは(不倫の話も)言われていない」と強調した。

 つちやの再婚はありそうかとの問いには、「ないと思います。次女が彼女と住んでいくにあたって、新しい誰かが住んだり、結婚したりとなると、次女を向こうに住ますわけにはいかない。それは向こうにも伝えました。成人になるまでは、絶対にないと。女の子ですし、もし新しいパートナーができたとしても、一緒に住ませるのは許せないことだった。20歳まで育てるという約束をしました」。自身については「まだ考えられません」。最後につちやに向けて「今僕がこうして、公私ともにいられるのは彼女がいたから。本当に感謝です。今まで一緒にパートナーとして歩んできてくれてありがとうという感謝の思いはあります。というのが、彼女には直接言えないんですよ…。ストレートに言えるような感じに持っていかないといけないんですね。照れくさくて言えなかったりした心から笑顔が出るような毎日をお互い過ごしていかないといけませんね」と後悔も含めて話していた。

 会見が行われた会議室には、開始1時間前からテレビカメラ10台以上、70人を超える多くの報道陣が詰めかけた。つちやは、この日夜に別会場で会見を開かれるが、その時間の過ごし方については、「飲んでるか、朝早かったので寝てるかもしれませんね」と苦笑いしていた。