映画「鍵泥棒のメソッド」(内田けんじ監督、9月15日公開)の完成会見が24日、大阪市の朝日放送であり、女優広末涼子(32)俳優堺雅人(39)らが出席した。

 映画は香川照之(46)も加えて「売れない役者」「記憶をなくした殺し屋」「婚活中の女性編集長」の3人が織りなすサスペンス・コメディー。

 内田監督は「アフター・スクール」などで注目を集め、4作目となるが、その演技指導について、広末は「迷いがなく『こうです』とはっきり言ってくれる。抽象的な表現でなく、比喩が多くてすごくわかりやすかった」と感謝感激していた。ところが堺は「僕には、そんなの全然なかったですよ」。

 内田監督は「そうですね、若干ひいきしてました、広末さんを」と苦笑いしていた。