松本人志監督(50)最新作「R100」(10月5日公開)の完成披露試写会が24日、東京・新宿ミラノ1で行われた。

 その席上で、来年に全米とカナダで公開されると発表された。米国のドラフトハウスフィルム社による配給が決定し、ニューヨークやロサンゼルスなど全米主要各都市で公開の予定だという。

 この日は大絶賛されたカナダ・トロント映画祭出品の報告を兼ねた凱旋(がいせん)的色合いの強い舞台あいさつだった。ただ登壇者に、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で喫茶店のマスターを演じた松尾スズキ(50)と、能年玲奈演じる主人公天野サキの先輩海女を演じた片桐はいり(50)がいたため“あまちゃんトーク”が展開された。

 松尾が「『あまちゃん』のマスターで作ったイメージがガラガラ崩れた」と言えば、「R100」でボンデージ姿の女王様を演じた片桐は「(ボンデージが)海女のウエットスーツと似ている」とジョークを飛ばした。悪趣味なジョークと思ったか、松尾が「謝って」と言うと、片桐は「すみません」と客席に向け謝った。