俳優で歌手の小池徹平(23)が17日、札幌市の北海道厚生年金会館で初のソロツアー「1人でもやってますねん」の初日を迎えた。2年ぶりのソロ活動で、15日発売の2枚目のアルバム「Jack

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 The

 Box」をひっさげ全国19カ所を回る。「WaTでもなかった大規模なツアー。きちんと等身大の今の自分を伝えたい」と約2200人の黄色い声援に向き合った。

 コンビを組むウエンツ瑛士(23)は映画「のだめカンタービレ」の撮影でヨーロッパと日本を行ったり来たり。「連絡をしたら『おれは世界を回っているぜ』と言われちゃいました」と笑わせた。8年前に芸能界デビュー。当時から音楽と俳優の両立というマルチな活躍にこだわってきた。「今でも両方が大切。どちらも自分を支え、自分を表現するもの」と初志貫徹の決意は固い。「将来は武道館でライブをしたい」。歌手の聖地に立つことを胸に秘めながら、北の大地で4万1000人を動員するツアーのスタートを切った。

 [2009年7月18日8時19分

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