妻の酒井被告とともに覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴されている高相祐一被告(41)の弁護人は14日午前11時、東京地裁に保釈を請求した。東京地検から保釈に反対する意見書も出される中、この日は保釈決定についての結論が出ず、15日以降に持ち越しとなった。

 保釈請求された昼すぎには、高相被告が拘置されている渋谷署前には約100人の報道陣が集まり、渋谷署前のJR渋谷駅につながる歩道橋の上には100人を超えるやじ馬が詰め掛けるなど騒然とした雰囲気になった。

 しかし、酒井被告に保釈決定が出たのに対し、午後6時すぎに高相被告の決定は15日に持ち越しになることが分かると、報道陣も撤収を始めた。

 [2009年9月15日7時38分

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