【香港6日=松本久】男性3人組ユニット、w-inds.がデビュー8年目で、当地初の単独公演を香港コンベンションセンターで行った。オープニングで地下から舞台にせり上がった3人は、約8000人の大歓声を一身に受けながら微動だにせず。ボーカル橘慶太(23)のフィンガースナップを合図に、曲とダンスを一気にスパークさせると2時間22曲のノンストップライブが始まった。

 「ダージャーハオ(こんにちは)」のあいさつに続いて、ヒット曲「キレイだ」では、さびの「キレイ」を「ホーレン」と広東語に変えて歌唱。悲鳴に近い大歓声を浴びると「ハオサイレイ(超スッゲー)」を連発、会場の興奮は最高潮に達した。前日には、日本のゴールドディスク大賞にあたる「香港トップセールス大賞(日韓部門)」を5年連続で受賞。デビュー以来、7枚のアルバムすべてでの受賞は日本人アーティストで最多の栄誉だ。

 06年には中華圏で最も人気のある日本人歌手に贈られるJ-POPアーティスト優秀賞に輝いた。昨年には首相官邸で行われた日中夕食会で中国・胡錦涛主席を前に歌唱。着々と重ねてきた実績に、今回新たな歴史を刻んだ。「次はマレーシアやシンガポールでライブをやりたい」(慶太)。これまでに、中国、韓国、台湾、シンガポールなどで旋風を巻き起こしてきた3人が、アジアでさらに大きな風を吹かせると誓った。

 [2009年11月7日9時15分

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