24日に直腸がんのため死去した俳優入川保則(いりかわ・やすのり)さん(本名・鈴木保則)の長男の正則さん(31)らが25日、都内で会見を開いた。正則さんは「22日にお見舞いに行った時、私の帰りがけに、声にならないような声で『ありがとう』と。23日以降は反応が無くなってしまいました。あれが最後の言葉だった…」と声を詰まらせた。ただ、「お見舞品のオルゴールを鳴らしたら『うるさい』と怒ったり、わがままな父親でした。私の酒の強さと女好きは、父親譲りかもしれません」と明るく振る舞った。

 所属事務所社長の井内徳次さん(48)は「入川さんは『入院したら役者人生は終わり。役者のまま人生を終わりにしたいんや』と言って、延命治療はしなかった。夏に撮影をした時は、がんであることを忘れてしまうくらい、元気そうだった」と悔しさをにじませた。

 通夜は来年1月4日、告別式は5日に、いずれも相模原市営斎場で親族のみで行われる。同24日には、関係者のみを集めて都内でお別れの会が開かれる。