仏映画監督アラン・レネ氏が、2日までに亡くなっていたことが明らかになった。91歳。仏メディアなどによると、現地時間1日、パリで死去したという。同氏は仏北西部バンヌ出身。55年、ナチスドイツの虐殺を描いたドキュメンタリー「夜と霧」を制作。59年には、原爆投下後の広島を舞台にした長編映画「二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)」を発表。61年の「去年マリエンバートで」でベネチア国際映画祭の金獅子賞を獲得していた。