人気アニメ「ワンピース」の3年ぶりの新作映画「ONE
PIECE
FILM
Z」(長峯達也監督、12月15日公開)の脚本を放送作家鈴木おさむ氏(39)が手掛けることが19日、分かった。同氏はSMAP木村拓哉(39)をはじめ、芸能人たちに原作コミックの魅力を熱心に伝えるほどのワンピースファン。人気バラエティーを数多く生み出した手腕が、日本屈指の人気アニメにどのように生かされるか注目される。
3年ぶりにスクリーンに帰ってくる「ワンピース」に強力な援軍が加わった。鈴木氏は芸能界屈指のワンピースファン。かつて「日本人として『ワンピース』を読んでいない人は人生を損していると本気で思います」と語るなど、作品に魅了されている。さらに構成を手掛ける「SMAP×SMAP」に出演する木村をはじめ、交流の深い芸能関係者に作品の魅力を伝える“伝道師”の役割も果たしてきた。鈴木氏に新作の脚本担当を依頼したフジテレビ種田義彦プロデューサーは「何より大ファンであること、そして放送作家として、日本一皆さんを楽しませている1人だからです」。
鈴木氏はバラエティー番組のほか、ドラマや映画の脚本を手掛けた経験も豊富だ。昨年のTBS系「生まれる。」などのドラマや、06年「ラブ★コン」や08年「ハンサム★スーツ」など映画の脚本を執筆した。09年9月放送のテレビアニメ「ジャングル大帝-勇気が未来をかえる-」でアニメ脚本にも挑戦したが、アニメ映画は今回が初めて。興行収入48億円を記録した前作以上のヒットを目指す製作側から熱烈なオファーを受け、快諾した。
「ワンピース」は97年に「週刊少年ジャンプ」で連載開始。単行本の累計発行部数は現在2億6000万部を超え、単行本64、65巻の初版400万部は日本記録というモンスター級の人気を誇る。フジテレビ系テレビシリーズ(日曜9時半)は同時間帯最高の平均視聴率10%を今もキープしている。
連載開始15周年記念を迎えた新作映画は、放送中の「魚人島編」直後の物語「最後の海
新世界編」になるという。原作者の尾田栄一郎氏が製作段階から宣伝まで幅広く関わる総合プロデューサーを務める。
鈴木氏は「新世界編に突入した映画はワクワクする物語になっています!」と話している。
◆鈴木(すずき)おさむ
1972年(昭47)4月25日、千葉県千倉町(現南房総市)生まれ。明治学院大在学中に芸人オーディションを受け、放送作家の道へ。これまで「笑っていいとも!」「SMAP×SMAP」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「めちゃ×2イケてるッ!」「いきなり!
黄金伝説。」など人気番組を担当。02年に、森三中の大島美幸と結婚。180センチ、血液型O。




