米俳優クリス・エバンス(36)が、マーベル・コミックのキャプテン・アメリカ役から卒業する意向を明かした。

 「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(11年)でキャプテン・アメリカとしてデビューしたエバンスは、2019年公開予定の「アベンジャーズ」シリーズ第4弾を最後にキャプテン・アメリカ役から退くつもりだと米ニューヨーク・タイムズ紙に語った。「誰かに電車が押し出される前に、自分から降りたい」と語っており、契約が満了するシリーズ4作目以降は白紙で、新たな契約を結ぶ可能性は少ないと見られている。

 「アベンジャーズ」シリーズではロバート・ダウニー・Jr演じるアイアンマンと並ぶメインキャラクターの一人として人気を博してきたエバンスは、4月公開される「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」にも出演している。今秋から撮影が始まるシリーズ第4弾が、キャプテン・アメリカとして戦う最後の作品となりそうだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)