バレーボール、プレミアリーグの表彰式が24日、東京都内で開かれ、女子の最高殊勲選手には2季ぶりに優勝したNECの古賀紗理那が初めて選ばれた。20歳のアタッカーは「うれしい。チームで助け合いながら優勝という形で終わることができ、頂けた賞だと思う」と喜びを語った。

 男子は8季ぶり制覇の東レからジョルジェフが初受賞。マケドニア出身で来日2シーズン目での受賞に「日本と欧州のバレーが違う中、この賞は特別で格別なものだと思っている」と話した。

 今季が現役最後のシーズンとなった女子の木村沙織(東レ)、男子でビーチバレー転向の越川優(JT)と石島雄介(堺)が功労賞として特別表彰された。

 国内リーグ発足50周年で制定され、原則として優勝監督に贈られる松平康隆賞には女子がNECの山田晃豊監督、男子は東レの小林敦監督が輝いた。松平康隆氏(故人)は1972年ミュンヘン五輪で男子日本代表を監督として金メダルに導き、日本協会会長などを務めた。