日本の女子バレーボールで初めて五輪4大会連続出場を果たした木村沙織(30=東レ)がコートに別れを告げた。

 25日、埼玉・深谷市総合体育館で行われたプレミアリーグのオールスター戦に出場。第2セット終盤にファンの大歓声に迎えられてコートに立つと、第3セットには強烈なスパイクで得点するなど、チームの勝利に貢献した。リラックスした表情でプレーし、選手生活を終えた。

 試合後には引退セレモニーが行われ、「今日で最後の試合となったが、このメンバーでやらせてもらえてうれしかった。たくさんの人に支えてもらってここまで続けることが出来た。長い間ありがとうございました」と何度もファンに頭を下げた。