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延長戦で奮闘する横浜・涌井秀章君を助けた親友・石川雄洋君のプレー
2004年8月14日
アナタには、親友と呼べる人がいますか? この人のために、力になってあげたい。そう思える友達はいますか?
今日の第3試合。横浜対京都外大西戦。延長11回、サヨナラ勝ちをおさめた横浜。この試合を、京都外大西打線を0点に抑えたエース・涌井秀章君(投手・3年)。そして、6回にケガを負いながらも、最後まで戦った石川雄洋君(三塁・3年)。2人は親友です。この試合を勝利に導いた原動力の1つは、この2人の友情でした。
6回、左中間に三塁打を放ち、三塁に頭から滑り込んだときに、三塁手の膝で首などを強打。しばらく、ピクリとも動かなかった石川君が、しばらくして担架で救護室へ運ばれました。「意識が飛んでいました。担架の上でやっと気がついたんです」
救護室で、氷で冷やすなどの処置を受ける間、付き添っていた小倉部長が、石川君に聞きました。
「大丈夫か? この後、出るか出ないかは、お前の判断に任せるぞ」
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写真左が横浜涌井秀章(投手・3年)、石川雄洋(三塁・3年)。「タケは足は速いし、内外野どこでもこなす器用な選手。オマケにスタイルバツグンで人気あるんですよ」と涌井君。…どちらも、甲子園で人気急上昇中です (*^_^*)!
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「大丈夫です。出させてください」と、石川君。
10回表には三遊間のゴロに飛びつく好守備。ケガをしていることを思えば、思わず目をそむけてしまう痛そうなプレー (>_<)。
「グラウンドでは集中していて、痛みを忘れていました。ワクが頑張って投げていた。辛かったけど、頑張らなきゃいけないと思っていました。どうにかして助けてあげたかったんです」試合後、石川君は振り返りました。
その回の守備が終わると、涌井君と石川君は、ベンチの奥へ駆け込み、2人並んで腰掛けました。石川君は、頭と左肩を冷やし。隣に座る涌井君は、初めての延長で疲れもピーク。呆然としていました。控えの千葉政秀君(投手・3年)がそっとタオルで汗をぬぐってあげていました。もう、そんな気力すら残っていないのかな…。そんな不安がよぎる2人の光景。ふと、石川君が言いました。
「ワク、がんばろ」
「うん、絶対勝とうね」と、コクリと涌井君がうなずきました。
「タケ(石川)はね、前は、打てないと試合中に切り替えができなくて、落ち込んでばかりいた。気が弱いの。監督に怒られるとすぐにヘコんじゃうしね(笑)。でも、今のタケ(石川)は違う。強くなったし、切り替えがうまくなった。友達としても心強いです」と涌井君。試合中、涌井君によく声をかけてくれるのも、石川君と一塁の佐藤俊司君。
「俊司(佐藤君)は自分を叱る言葉。タケ(石川君)は優しい言葉。両極端の言葉でバランス取れてるでしょ(笑)?」と涌井君。
マイペースな性格で、感情を表に出さない石川君に、いつも渡辺監督は「闘志を出せ!」と檄を飛ばします。今年、夏を迎える前には帽子のツバに「鬼迫」と書きました。それは、「気迫」よりも、もっと闘志を出したプレーをしたい、という強い思いが込められていました。今日の、ケガをおしてのプレーは、「気迫」…いえ、「鬼迫」あふれるプレー。この2試合で、9打数7安打と絶好調! そういえば、大会前に「自分、甲子園では、ワクのために絶対打ちますよ!」そう、約束してくれたっけ (^O^)。体を張ったプレーで親友を助け、勝ちを呼び込んでくれた石川君。
−−この2年半。いつも隣にいた。いつも隣で元気づけてくれた。そして、元気づけてきた。今、この甲子園の大舞台でも、隣にいて頑張る親友のために−−。
高校野球で出会った「仲間」。高校野球が深めてくれた「友達」の絆。それは、決してお金でなんか手に入らない。かけがいのない宝物だよね。
「ワクには、甲子園で150キロ、出してほしいな〜 (^O^)」と、石川君。涌井君、親友の期待に応えられるかなo(^-^)o!?
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センバツ、東北にノーヒットノーランで敗戦。その悔しさをバネに、「打倒東北」を合言葉に頑張ってきた熊本工。エース岩見優輝君(熊本工・投手)は春から球速が5キロもアップ。東北と対戦する前に負けたけど、強打の明徳を相手に粘り強いピッチングには感動!
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遊学館の写真左から四家孝成君と江川恭亮君(三塁・3年)。春、メンバーを外れた四家君は、夏までは裏方にまわってチームのために頑張ってきました。その中でも守備の苦手な 江川君には、いつも全体練習が終わってから2人で残ってノックを打ってあげたのだとか。「甲子園で1つもエラーがなかった。本当にうれしかったです」と大喜びの四家君。2人で一緒に頑張ってきた成果だね。
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