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【マナマ29日=山下健二郎】6月3日のW杯最終予選で日本と対戦するバーレーンが「中東包囲網」を敷いてジーコジャパンを丸裸にする。同国サッカー協会側が日本のUAE入りを前に、現地からの情報収集体制を整えたことを明かした。UAE協会はじめ、地元メディアや一般市民とのネットワークを確立。情報分析担当者は「アブダビから日本の合宿の状況や写真を毎日入手できるようになっている」と自信をのぞかせた。
ジドカ監督をはじめとするバーレーン代表のスタッフは、日本の17人に対してわずか5人。選手の発掘が最優先で、情報収集のため独自に海外派遣する余裕はない。近隣諸国の協会と連絡を密にし、あらゆる人脈を駆使して情報網を張り巡らせてきた。UAEは同じ中東地域のイスラム国家。前バーレーン代表監督のユリチッチ氏(現オマーン代表監督)が02年にUAEのクラブを指揮して太いパイプを持っており、中東3カ国が協力してW杯予選に臨むことになった。日本が足を踏み入れた瞬間、周囲の視線はそのままバーレーンの目となり耳となる。
バーレーン側はJリーグで活躍するFW大黒にいち早く注目し、キリン杯前には先発出場を想定した分析を始めていた。日本のアブダビ到着前にFW高原の戦線離脱を知り、MF中田英や中村ら欧州組の状態や出場時間なども細かくチェック。正確でリアルタイムな情報をもとに綿密な作戦を練り、決戦を迎える。
[2005/5/30/11:35 紙面から]
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