障がい者による競泳世界選手権(9月30日開幕、メキシコシティー)に向けて都内の国立スポーツ科学センターで行われている日本代表の強化合宿が14日、報道陣に公開された。リオパラリンピックにも出場した期待のホープ池愛理(18=日体大)が取材に応じた。

 今月、東京成徳大高から日体大に進学したばかりの池は水泳部に入部し、一般学生と同じ練習メニューを消化しているという。178センチのスラリとしたモデル体形で、課題は体幹の強化。自由形、背泳ぎ、バタフライを中心により力強い泳ぎを目指している。「私の障がい(左足首まひ)は軽いので、練習はきついですけど一緒にやってます。世界で勝負するためにはそうしないと…」。これからは健常者の大会にも出場し、パラとの二刀流で世界のトップを目指していく。