リオデジャネイロ五輪の体操男子で3大会ぶりの団体総合金メダルを目指す内村航平(コナミスポーツ)白井健三(日体大)ら日本代表が27日、リオの練習会場で初練習した。

 前日に事前合宿地のサンパウロから現地入りしたばかりだが、朝8時に始動。午前10時半に競技がスタートする8月6日の予選に向けて最終調整に入った。

 練習は日本メディアに非公開で行われ、内村は全6種目で本番と同じメーカーの器具の感触を確かめたという。「結構やりやすかった。体の反応もようやく試合モードになってきて8時からでも動けた」と話した。

 選手村に隣接した練習施設には開催国ブラジルの国旗をイメージさせる緑色の器具が並び、内村が2連覇を狙う個人総合でライバルとなる世界選手権2位のマンリケ・ラルドゥエト(キューバ)やオレグ・ベルニアエフ(ウクライナ)も調整した。