リオデジャネイロ五輪の競泳男子で金メダルを獲得したライアン・ロクテ選手(米国)が虚偽の強盗被害を警察に通報した問題で、水着メーカーのスピード社が22日、同選手とのスポンサー契約を打ち切ることを発表した。AP通信が報じた。

 スピード社は、スポンサー料の5万ドル(約500万円)をブラジルの子どもたちを支援する団体に寄付することも表明した。

 ロクテ選手は当初、優勝したリレーチームのメンバーとともに強盗被害を訴えたが、後に謝罪していた。