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長塚、村上義、武田に1年自粛休場勧告

 日本競輪選手会(日競選)は12日、東京・板橋区の同会本部で理事会を開催し、昨年12月に脱会表明して1月に謝罪復帰を申し出た23選手に対する処分を発表した。脱会画策の中心人物とみなされた長塚智広(35=茨城)、村上義弘(39=京都)、武田豊樹(40=茨城)は1年間の自粛休場の勧告。それ以外も8カ月間、6カ月間と厳しい処分が下された。

 波紋を呼んだ「お家騒動」は厳しい制裁処分が下されての決着となった。日競選の本部には佐久間重光理事長をはじめ議決権を有する20人の理事と各支部長の計42人が招集されて理事、支部長会が開催された。会議は休憩をはさみ、約4時間を要した。「制裁処分の内容を含めて、さまざまな意見が出された」(佐久間理事長)と紛糾。最終的に処分は全会一致とはならず、多数決によって決した。

 処分は選手会からの脱会とSS11(イレブン)への移籍を画策した責任の比重を考慮して3段階に分かれた。首謀者とされた長塚、武田、村上義の3選手には同会で最も重い処分となる1年間の出場自粛。新田祐大、平原康多はそれに次ぐ同8カ月間。残る18選手は同6カ月間で自粛期間は5月1日からが予定されている。

 処分理由は「選手会の規律を乱した。ファンの推理に影響して公正なレースを阻害する要素を招いたこと」(佐久間理事長)だが、S級S班5選手をはじめ、スター選手が長期欠場するという前代未聞の結末となった。2月のG1全日本選抜を制した村上博幸(34=京都)は5月から半年間を欠場した場合、グランプリ(GP)選考資格の年間の最低40走以上の出走回数を満たすことは難しく、年末の岸和田GPの出場は絶望的となった。

▼日競選が自粛休場勧告処分を下した選手(処分は5月1日から)。左から選手名、登録、期、級班。

<1年>

村上義弘 京都 73 SS

長塚智広 茨城 81 SS

武田豊樹 茨城 88 S1

<8カ月>

平原康多 埼玉 87 SS

新田祐大 福島 90 SS

<6カ月>

成田和也 福島 88 SS

稲村成浩 群馬 69 S1

伏見俊昭 福島 75 S1

佐藤慎太郎 福島 78 S1

稲村好将 群馬 81 S1

岡田征陽 東京 85 S1

川村晃司 京都 85 S1

稲垣裕之 京都 86 S1

村上博幸 京都 86 S1

佐藤友和 岩手 88 S1

山崎芳仁 福島 88 S1

渡辺一成 福島 88 S1

藤木裕 京都 89 S1

鈴木謙太郎 茨城 90 S1

小野大介 福島 91 S1

牛山貴広 茨城 92 S1

古川功二 福島 92 A1

豊岡哲生 東京 93 A1

 [2014年3月13日10時42分 紙面から]

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