なでしこリーグの浦和は16日、11年女子W杯ドイツ大会、12年ロンドン五輪に出場した日本代表DF矢野喬子(28)の現役引退を発表した。

 クラブを通じ「強い気持ちを維持することが難しくなった。こんな気持ちでは戦えないと思い引退を決断した」とコメントした。

 矢野は、湘南学院(神奈川)-神奈川大を経て浦和入り。W杯は03年米国、07年中国、11年ドイツ、五輪も04年アテネ、08年北京、ロンドンとそれぞれ3大会連続で代表入りした。