<東アジア杯:日本2-0中国>◇20日◇ソウルW杯スタジアム

 なでしこジャパンのFW安藤梢が、日本代表で実に3年ぶりとなる先制ゴールを決めた。前半35分、大儀見のパスに反応した安藤は、DFラインの裏に抜け出し、落ち着いて左隅に決めた。

 「3年間ずっと取りたかった。悔しい思いをしていた」と久々の得点でようやく留飲を下げた。

 ただ、ゴール直後の交代にはちょっぴり不満そうな様子。佐々木監督は「息づかいや走り方が気になり、僕の勘でけがをしそうだと思った」と説明したものの、安藤本人は「調子は良かった」と不完全燃焼の様子だった。