12年ロンドン五輪出場を目指すU-22(22歳以下)日本代表が、7月に出場を予定していた4カ国対抗戦参加辞退が13日、決定的になった。中国、韓国、北朝鮮の五輪代表を集めた4カ国によるリーグ戦で、9月の最終予選への絶好の強化機会だった。もともと7月はA代表が南米選手権に出場する予定でJリーグは中断期間。G大阪MF宇佐美貴史(18)らの招集にも支障がなく、中国で強化が期待された。
しかし、3月の大震災で一変。リーグ日程が変更され、7月にも試合が組まれた。さらに、Jリーグは海外組の招集人数を条件にA代表の南米選手権出場に協力することが決定。Jクラブからも主力選手数人の招集が見込まれ五輪世代でチーム主力選手の4カ国対抗戦への派遣は厳しくなった。
この日、同代表は兵庫県内での短期合宿を打ち上げた。2試合の練習試合で全日本大学選抜には2-0も、神戸には0-2と敗戦。攻撃の連係不足に、関塚監督は「もっと精度を高めないと」と言った。
クウェートとのホームアンドアウェーの一発勝負による2次予選突破が、五輪出場への第1歩になる。同監督の強い要望で、6月19日のホームでの第1戦に備え、16日だった合流日を、13日に前倒しすることが決まった。ロンドン五輪出場のために、格好の腕試しの機会をあきらめざるを得なくなり、同代表の強化は大きな計画変更を強いられることになった。

