<コンフェデレーションズ杯:日本0-3ブラジル>◇1次リーグA組◇15日◇ブラジリア
なすすべなく敗れ去ったチームを、ぼうぜんと見守るしかなかった。「先制されてチームが恐れをなしたのか、そうでないのか。日本らしさが影を潜めてしまった。50%しか能力を出していない」。アルベルト・ザッケローニ監督(60)の言葉は、弱々しく響いた。
不動の1トップFW前田を外し、普段はサイドでプレーするFW岡崎を起用。「相手のセンターバックが高さに強いので、高さでは勝てない。裏を突ける岡崎を1トップに入れた。相手の特徴を考え最適と思った」と話したが、かみ合わず。後半6分には前田を投入して通常の布陣に戻すなど、ちぐはぐさが目立った。
「プラン通りにいかなかった。この結果の理由の1つは開始直後に先制されたこと。もう1つはカタールからの長距離移動と過密日程」。敗因を分析したが、移動や日程は当初から想定されていたことだ。
「我々はアウェーの厳しい戦いでパーソナリティーを出せないと。平常心でプレーできないといけない。もっとできるチームなので残念だ」。敵地での戦い方という永続的な課題も口にしたが、現実的に横たわったのは世界との差だった。

