アウェーに乗り込んだ広島が点の取り合いを制した。

 前半12分にFW佐藤のゴールで先制。同40分にはDF宮原が追加点を決めて2-0。ホームの仙台は同44分にFW金園が左足でネットを揺らしたが、3分後には再び佐藤が、相手GKの頭上を越える鮮やかなシュート。この日2得点目をマークして突き放した。

 後半は広島が16分にMF柏が決めて3点差。仙台は終了間際にFWハモンがPKを沈めて2-4。ロスタイムにFW山本がJ1初ゴールを決め1点差としたが、あと1歩及ばなかった。

 前半3点を奪った広島が勝ち点3を持ち帰り、仙台は5試合ぶりの黒星で、第2ステージのスタートダッシュに失敗する形となった。