節目弾で四方田監督1勝を! J2札幌MF古田寛幸(24)が、今日23日熊本戦で3戦ぶりに先発復帰する。自身Jリーグ150試合目となる一戦へ「点に絡むプレーをして勝利に貢献したい」と、7月8日大宮戦以来8戦ぶりゴールで新体制初白星をつかむ。

 3-5-2変更後、初めての出場に「3-4-3とは景色も変わるし、2トップになったことでクロスに飛び込む人数も増える。中にいいボールを入れ、点につながるようにしたい」と意気込んだ。四方田監督就任後、1日京都戦に右FWで出場も、無得点で0-2と敗れた。その後、6日に左太ももを負傷し離脱。出直しとなる新体制2戦目で結果を出し、ユース時代の恩師に恩返しを果たす。

 苦楽をともにした“相棒”との初対戦でもある。熊本GKシュミット・ダニエルは今オフ、ともにスペイン留学し、約1カ月、生活をともにした。「そういう仲間との対戦を刺激にして、いい結果につなげられれば」。13年まで同僚だった先輩MF岡本、ユース同期の上原も在籍する。懐かしい“ライバル”たちをなぎ倒し、12試合ぶり勝ち点3につなげる。【永野高輔】