川崎FがFW大久保の今季16点目となるゴールなどで連敗を3で止めた。

 右膝手術、右ふくらはぎ肉離れとけがが相次いだFW小林が、リーグでは4カ月ぶりに先発復帰。前半18分、小林がグラウンダーのクロスを大久保に送り先制を演出。後半45分にはFW杉本のミドル弾をお膳立てした。

 相手との接触でロスタイムに交代したが、ほぼ90分プレーし「きつかったけど楽しかった」と笑顔を見せた。「自分が動きだすことを相手が嫌がっていた。自分が動いたスペースの手前で(大久保)嘉人さんが受ける場面が何度もあった。まず、裏を狙わないと相手は怖くないと思う。そういう部分では自分の良さは出せた」。ただ、相手GKと1対1の場面でシュートを外したことに「アシストよりも自分自身としてはゴールがほしかったので、しっかり練習して次につなげたい」と反省した。

 試合後は相手との接触で打撲した左ももと左ふくらはぎにしっかりとアイシングも「大丈夫です」と笑顔。また、後半39分に右足首を痛め交代したMFエウシーニョも試合後「右足首をひねったけど、オフ明けには練習には参加できると思う」と話していた。