涙のちゴール! 前節群馬戦でPKを外したJ2札幌FWナザリト(25)が9月30日、4日の次節東京V戦での雪辱弾を誓った。群馬戦後は責任を感じ泣き崩れたが「チームのみんなだけでなく報道の人たちも、期待してくれているのを感じた。次はしっかり状態を上げてゴールを決めたい」と意気込んだ。

 練習開始の午前10時の札幌市は北西の風9・5メートル。強い秋風の中、赤いニット帽をかぶり、精力的にボールを追った。群馬戦後はチームメートから慰められ、帰宅後はジェニフェル夫人にも励まされた。「気持ちが落ち着いた。支えになってくれる人たちのためにも頑張らないと」と前を向いた。

 次節から内村が2試合出場停止。2トップの相棒が変わるが「誰と組んでも連係を良くすれば結果はついてくる」と、リーグ戦では4月5日東京V戦以来6カ月ぶりの得点を見据えた。