J2札幌が沖縄合宿3日目の20日、金武町陸上競技場で、今季初めて8対8にGKを加えた戦術練習を行った。

 26歳以下の若手中心で、MF小野伸二、稲本潤一(ともに36)らベテラン組は、四方田修平監督(42)の方針で参加せず、途中からクールダウンとなった。指揮官は「ベテランはこの時期に無理に上げさせる必要はないので止めている」と説明した。

 キャンプの方針については「攻守の切り替えは年間通して求めていきたいことのひとつ。攻撃も守備も優位にするためのキーファクターなので、すべてのトレーニングで要求していきたい。練習時間については午前はフィジカルコーチに任せ、午後は自分が見る形。午後練習に関しては、無理に長くやってケガをしたら効率が悪いので、短時間で集中してやる方法にしたい」と説明した。