日本サッカー協会は8日、Jリーグの試合も担当した経験のある1級審判員の男性が飲酒後に乗用車を運転して人身事故を起こし、逮捕されたと発表した。

 同協会によると事故が発生したのは1月26日で、信号待ちで停車していた前方の乗用車に追突し、運転手に軽度の頸椎(けいつい)捻挫を負わせた。

 日本協会は刑事罰が確定していないことなどを理由に審判員の氏名を公表せず、特定を避けるために詳しい事故状況も明らかにしていない。

 日本協会は審判員が担当することになっていた2、3月の試合の割り当てを取り消した。処分は今後検討する。