コンサドーレ札幌とJAグループ北海道の提携農園「コンサ・土・農園(コンサ・ド・ファーム)」の16年開園式が17日、北海道北広島市の「ホクレン食と農のふれあいファーム くるるの杜(もり)」で開催された。

 式には野々村芳和社長(44)始め、初参加の元日本代表MF小野伸二(36)や、15日水戸戦で決勝点を挙げたFW内村圭宏(31)、新主将のMF宮沢裕樹(26)、今季直接FKで2ゴールを挙げている好調のDF福森晃斗(23)、チーム最長1059分出場中のDF進藤亮佑(19)と、5選手が参加した。

 小野はファンにまじって、ジャガイモやトウモロコシの植え付けなどに携わった。青空の下、慣れた手つきで土を耕し「農業は愛情。気持ちを込めなきゃ育たない」とサッカー同様、真剣な表情で取り組んだ。

 秋に収穫される農作物は、公式戦会場でチャリティー販売され、売り上げでサッカーボールを購入し、児童養護施設等に贈る。