J2C大阪が、ドイツ2部に降格するハノーバーMF山口蛍(25)の獲得に乗り出すことが11日、分かった。玉田稔社長(62)が「本人から『日本に戻りたい』という話を聞いている。本人が戻りたいなら、クラブとしては全力を尽くす」と明かした。既に山口はハノーバー側にもJリーグ復帰の意思を伝えた。

 日本代表の山口は今年1月にC大阪からハノーバーへ完全移籍。6試合に出場した。しかし3月末の日本代表シリア戦で鼻骨、左眼窩(がんか)底などを骨折した。リーグ終盤は、負傷離脱した。5月の帰国後には「契約があるので」と残留の方向性を示していたが、古巣復帰への思いが強まった。

 現在C大阪は自動昇格圏外の5位。玉田社長は「昇格のためにも日本代表がいてくれることは大きい」と獲得に前向きで、今後、違約金の値下げなど完全移籍に向けたクラブ間交渉に入る。他クラブからのオファーも想定されるが、古巣という利点を生かして「速攻」をかける。