仙台がブラジル1部のアトレチコ・ミネイロからFWパブロ(23)を期限付き移籍で獲得することが26日、分かった。契約は来年7月まで。今季リーグ戦では5試合無得点と結果は出てないが、175センチ、67キロの右利きセンターフォワードで、両サイドハーフもこなす器用さも併せ持つ万能型だ。両足から繰り出されるクロスは正確で、スピードに乗った快足ドリブルで相手を抜き去る。

 チームは7勝2分け8敗の10位で前半戦を折り返し、20得点はリーグ10位タイ。第2ステージを戦う上で、得点力アップは必要不可欠だった。昨季29試合でチームトップタイの7得点を挙げたFW金園英学(27)は両足首痛による手術を2日に受け、戦線離脱。今季2得点の大黒柱FWウイルソン(31)は4月30日の鳥栖戦から先発を外れていた。渇望していた前線の補強が実現し、巻き返しの準備は整った。