京都区検は21日、男児のわいせつ動画をインターネット上に公開したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)などの罪で、サッカーJ2「モンテディオ山形」の中村隼選手(25)を略式起訴した。京都簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出した。

 起訴状によると、昨年11月14日、スマートフォンを使い、動画共有アプリを通じて、男児のわいせつ動画3件を不特定多数の利用者が閲覧できる状態にしたとしている。

 捜査関係者によると、中村選手は「見返りとしてもらえるネット上のポイントが楽しみだった。わいせつ動画に興味があった」などと供述。自分が公開した動画がダウンロードされた回数に応じてアプリの運営会社から与えられるポイントを集め、商品券に交換していたという。