横浜の元日本代表MF中村俊輔(38)が磐田へ移籍することが8日、両クラブから発表された。
◆中村の一問一答
-決断をしたのは
やはり、マリノスでプレーしたいし、マリノスで終われれば一番いいと思っていた。それが少しずついろんなものがあって、毎日「これは違うんじゃないか」と。そんなことは普通はないこと。いろんなバランスが崩れていった。
-サポーターへ言いたいことは
応援される側の領域でなくて、育てられたという感じがしている。本当に、皆さんの前で報告、あいさつができないのは申し訳ない気持ち。出て行くことがベストなのか…ずっと考えていた。失うものが多いと思うんですけど、新しい挑戦、道に行こうかなと。長谷川社長は「最後は横浜に戻る契約も織り込もうか」とまで言ってくださった。でも保険はかけたくないし、行くからには骨をうずめるつもりでと。そこまで(話し合いで)扉を開いてくれる社長はいなかった。
-マリノスの選手へ
ボンバー(中沢)、(栗原)勇蔵もそうですけど、特にこの2人はマリノスで完全燃焼できるように、サポーターの方々はサポートしてあげてほしい。ボンバーはライバルというか戦友。