熊本キャンプ中の札幌は12日、大津町運動公園球技場でJクラブと練習試合(45分×2)を非公開で行い、0-0で引き分けた。四方田修平監督(43)は「前半は開始早々に1人負傷し、10人の時間が長く押し込まれた。(メンバーを代えた)後半は勢いがあり、チャンスが増えたが最後が足りなくゴールが奪えなかった」と分析。今季6試合目となった実戦について「全体の守備意識が高く、失点0で抑えられたのは良かった」と、一定の評価を与えた。

 10日に全体練習に合流したDF福森晃斗(24)が30分間出場。昨年12月から違和感があり、沖縄1次キャンプ別メニューの原因となった右太もも裏痛について「試合後は左足より右足の方が重く感じるが、試合には影響しない」と断言。自身今季初実戦に「改めてサッカー、試合が楽しいと思いました。本調子ではないが、開幕戦に出られるようやっていくだけ」と意欲をみせた。