鹿島アントラーズから期限付き移籍で加入したガンバ大阪FW赤崎秀平(25)が12日、練習に初合流した。

 大阪・吹田市内でサブ組に入って約1時間汗を流した。赤崎は「ガンバは対戦するときに強い相手という印象があった。必要としてくれるチームがあるなら、とすぐに決めた」と移籍の理由を明かした。

 赤崎とは別メニューで調整していた主力組のMF遠藤が近くを通り、手を振られた。同じ鹿児島出身の37歳の大先輩に会釈を返したが「今のが(遠藤とは)初めてだったので、もっとちゃんとあいさつしたかった…」とがっくり。それでも「(鹿児島出身の)遠藤さんや、筑波大の先輩(長谷川監督、MF藤本)もいてるし、自分にとってはいい部分がたくさんある」とうれしそうだった。

 長谷川監督も「アデ(アデミウソン)や長沢と競えるFWが欲しかった。いい選手が入ってきた」とニッコリ。ACL1次リーグは全試合出場できないが、Jリーグは登録が済めば、19日の浦和戦(ホーム)から出場が可能。背番号53の赤崎は「ガンバは去年タイトルが取れていない。早く特徴をつかんでもらえるように頑張りたい」と意気込んだ。