ホームの北海道コンサドーレ札幌が4戦目にして初白星を挙げた。前半12分、MF兵藤慎剛(31)からのロングボールに抜け出したFW都倉賢(30)が左足で先制点。同21分にセットプレーからサンフレッチェ広島DF水本裕貴(31)にヘディングシュートを決められ追い付かれるも、同44分、DF福森晃斗(24)のFKを、DFキム・ミンテ(23)が右から折り返し、最後は相手オウンゴールとなり勝ち越した。

 札幌がJ1で勝つのは12年10月6日浦和戦(2-1、埼玉)以来4年半ぶり、リーグ戦で広島に勝つのは12年11月30日(5-4、札幌ド)以来15シーズン、5222日ぶりとなった。

 14日に44歳の誕生日を迎え、バースデー後最初のリーグ戦でJ1初勝利を挙げた四方田修平監督は「ほっとしているというのが率直な気持ち。選手のファイトとサポーターの声援に感謝したい」と振り返った。