川崎FのFW我那覇和樹(27)が、ドーピング規定違反の取り消しを求め、スポーツ仲裁裁判所(CAS)にJリーグとの仲裁を申し立てた件についての聴聞会が1日、終了した。

 4月30日に8時間かけて行われたが持ち越しとなったもので、我那覇は2日目も朝から聴聞会に出席。昨年4月に受けた静脈注射が、正当な医療行為だったことをあらためて主張。また会の最後には英語で「私は真実が明らかになることを信じている」と訴えた。我那覇は「ここまで長く苦しかったが、今はスッキリしている。最初から最後まで(聴聞会に)同席できた。悔いはない」と話した。