Jリーグの「秋開幕、翌春閉幕」(秋春)シーズン制移行に反対するサポーター有志の会代表らが26日、東京都文京区の日本サッカー協会を訪れ、田嶋幸三専務理事に5万5511人分の署名などを提出した。新潟市在住で代表者の山田剛弘さん(34)は「マイナス面はすぐに連想できるけど、これ(シーズン移行)をやって何が良くなるのか見えない。議論していること自体、理解できない」と述べた。

 署名は積雪地帯である新潟、札幌のほか、大分や名古屋など全国各地から集まったという。山田代表は、日本協会の犬飼基昭会長に積雪地帯を訪れてもらい、サポーターの意見を直接聞いてほしいとの要望も伝えた。

 田嶋専務理事は「内容を吟味して、1つの参考とさせていただきたい」と話した。