経営難にある大分の特別顧問を務める広瀬勝貞大分県知事(67)が22日、東京・文京区のJリーグ事務局を訪れた。鬼武健二チェアマン(70)にクラブの現状を報告し、凍結されたままの2億5000万円の追加融資を要請。Jリーグから融資の条件とされている(1)新社長決定(2)年間予算の圧縮(3)再建計画の見直しを、早期に実現するよう努力することを約束した。同知事は「地元金融機関の短期融資で年は越せるが、引き続き条件を満たせるように頑張りたい」と話した。

 知事が自らJ事務局を訪れるのは異例だが、鬼武チェアマンは「それだけ情熱を感じた。だからこそ、頑張ってほしい」と、大分県の熱い思いに感謝した。同知事は「チームは県民みんなが育てた宝。その気持ちがある限り、支えていけると思う」と、チームの存続と再建を誓っていた。