さいたま市をホームタウンに活動する浦和と大宮が、スポーツ振興や地域社会への貢献などで同市と協力する包括協定を締結した。8日、さいたま市役所で締結式が行われ、清水勇人市長、浦和・橋本光夫、大宮・渡辺誠吾の両代表が出席した。両クラブは既にサッカー教室や地域イベントへの選手、コーチの派遣などで地域密着を図っており、今回の協定締結を機に、3者がより密接な連携を図る予定。清水市長は「J1の2チームがわが市を拠点にしているのは財産。スポーツによる観光都市を目指したい」と話し、国際試合や全国大会の誘致活動も積極的に行う方針だ。