名古屋期待のMF花井聖(しょう、20)が、猛アピールを誓った。チームは8日、ナビスコ杯新潟戦(9日、瑞穂陸)に備え愛知・豊田市内で調整。花井は実戦形式のメニューでトップ下に入った。

 すでにナビスコ杯は敗退が決まり消化ゲームとなるが、名古屋の下部組織が生んだ最高傑作として、潜在能力を高く評価されている花井にとっては実力アピールの大チャンス。新潟戦で50分以上出場すれば、年俸の上限のないプロA契約への移行条件も満たす。

 花井は「得点に絡んで結果を出して、少しでも監督に『これからも使ってみたい』と思ってもらえるようなプレーを、全力でやりたい」と意気込みを口にした。