Jリーグは22日、東京都内でJ1、J2臨時合同実行委員会を開き、中断中のJ1、J2を4月23日に再開することを決めた。主な各クラブ関係者のコメントは以下の通り。

 ▽鹿島・井畑滋社長

 カシマスタジアムのダメージは思っていたより大きい。違うところでホーム試合を開催するのは極力少ない方がいい。(代替開催は)国立競技場で昼間を希望している。

 ▽浦和・橋本光夫社長

 (再開時期の)判断は難しかったが、妥当な時期だと思う。(南米選手権が行われる7月の)リーグ戦に日本代表の選手に出てほしいというのは、協会側に伝わっていると思う。

 ▽G大阪・金森喜久男社長

 (7月の南米選手権に出場する)代表チームを尊重しようという思いはある。ただ今回は特殊な例。Jリーグと協会で打ち合わせていくと思う。

 ▽J2栃木・新田博利専務

 被災した6クラブはそれぞれ状況が違う。うちのスタジアムは栃木県とも確認し、使用に問題はない。動線を少し変えて対応する。

 ▽山形・川越進理事長

 各クラブに事情はあるが、被災者を勇気づけるという大きな意味の方を重視した。どこかで(意見を)まとめないとまとまらない。

 ▽J2東京・阿久根謙司社長

 夏に計画停電をやるという話もあるけれど(ナイター開催の)夜じゃないと観客動員が厳しいという意見もある。(日程の詳細は)Jリーグに一任している。