日本サッカー協会は12日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を行った。女子のみで中学3年間のカリキュラムとなるJFAアカデミー堺の来年4月の開校や石井正忠氏、佐藤一樹氏、半田悦子氏の公認S級コーチ資格取得などを承認した。半田氏は本田美登里U-19女子日本代表コーチ以来2人目となる女子のS級取得者となる。

 また、日本協会管轄の公式戦で、ピッチ脇に置かれる給水はこれまで水のみとされていたが、スポーツ飲料などが許可されることになった。これは国際連盟の規約に基づいたもの。Jリーグについては競技場の意向もあるため、日本協会の田嶋幸三副会長は「Jリーグに関してはスタジアムとの兼ね合いなどもあるので(採用は)状況を見ながらになる。科学的にスポーツドリンクが芝生をダメにするのかなども考えたい」と話した。