急性心筋梗塞(こうそく)で4日に急逝した元日本代表DF松田直樹さん(享年34)の通夜が8日、群馬県桐生市の桐生市斎場でしめやかに営まれた。02年日韓W杯で日本代表の監督を務めたトルシエ氏(深セン監督)が中国から駆けつけ、03年から横浜を指揮しリーグ2連覇を達成した岡田武史氏も参列。宮本恒靖(神戸)、楢崎正剛(名古屋)、柳沢敦(仙台)、鈴木隆行(水戸)、中田浩二(鹿島)、小笠原満男(鹿島)ら日韓W杯の日本代表メンバーに加え、中村俊輔や中沢佑二ら横浜のメンバー、松田さんが今季から所属していたJFL松本山雅のメンバーらも斎場を訪れ故人をしのんだ。

 岡田氏は通夜に参列後、取材に応じ「誰が考えても早すぎる。横浜の監督に就任して初めて指宿(合宿)で彼を見て、すごい(能力だ)と思った。彼をいかせば優勝できると衝撃を受けた」と思い出を語っていた。