<Jユース杯:名古屋2-1C大阪>◇決勝◇25日◇金鳥スタ

 攻守が見事にかみ合った名古屋の初優勝を飾った。前半34分にFW北川柊斗(16)が先制ゴールを決め、北川が1ゴール1アシストの大活躍。守っては日本代表FWハーフナー・マイクの弟で、U-18日本代表DFハーフナー・ニッキ(16)がC大阪の攻撃をことごとくはね返し、1点差を守り切った。北川は1年生ながら昨年トップチームの練習に呼ばれ、ストイコビッチ監督に直接指導を受けたほどの期待株。「シュートを打つ態勢とか状況判断を教わりました」と言う。

 195センチの長身を利して、チームのピンチを何度も救ったニッキは「サンフレッチェに続いてC大阪に勝てたのがうれしい」と素直に喜んだ。