全国ホームタウンサミットが9日、13回目にして初めて横浜市で行われ、同市を本拠地とするJ1横浜、J2横浜FC、プロ野球DeNA、バスケットボールbjリーグの横浜ビー・コルセアーズのクラブ担当者が地域貢献活動報告などを行った。

 日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏(76)が基調講演を行い、自身の現役時代のこともふまえてJリーグの歴史を紹介。「地域に根差す大切さを持ちながら、各クラブが20年間やってきた」としながら、プロ野球巨人の渡辺恒雄会長から叱咤(しった)激励を受けたことも明かして「今思えば、渡辺さんはJリーグの恩人という感じもあります」と話していた。