元G大阪、千葉で監督を務めたヨジップ・クゼ氏が16日、白血病のため死去した。60歳。フランスのスポーツ紙レキップなどが報じた。

 クロアチア出身で、選手時代は主に旧ユーゴスラビアのディナモ・ザグレブでDFとしてプレー。引退後は指導者となり96、97年にG大阪を率いた。97年は名FWエムボマなどを擁し、低迷していたチームを上位に躍進させた。08年は千葉も率いた。

 クロアチア、ドイツのクラブでも指導し、ルワンダとアルバニアの代表監督も務めた。昨年は天津(中国)を率いてアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場した。