来季のJ2入りの条件となるJ2クラブライセンスの交付が決まった日本フットボールリーグ(JFL)、ツエーゲン金沢の西川圭史ゼネラルマネジャーは30日、金沢市内で開かれた記者会見で「交付決定」のフリップを掲げ、「Jリーグへの道筋ができた」と笑顔で語った。

 石川県によると、2013年度予算でホームグラウンドの同県西部緑地公園陸上競技場の改修費を計上。今秋に着工し、14年3月までの完成を目指す。西川ゼネラルマネジャーは「決定への大きな原動力となった」と評価した。

 現在はJFLで6位。J2参入について「現在の成績や観客動員数では簡単ではない」と厳しい表情を見せたが「ライセンスの交付を起爆剤にして、15年の北陸新幹線金沢開業と同時に昇格を果たしたい」と話した。